ウェブサービスを作っています。

Slicehost に移行しました

今まで root 権限のない XREA 上でウェブサービスを公開していたのですが、これから Rails アプリを作っていくには root 権限が欲しかったりして、どうしようか悩んでいました。


で、今年の 1 月頃、さくらの専用サーバを借りてみたのですが、月額 6,800 円は学生には高いですし、設定をミスるとお金払って直してもらわないといけなかったりで、サーバ初心者の自分にはいろいろと不満がありました。
(ちなみにさくらの専用サーバは現在受付終了してますね。。)


そんなときにつくるぶさんの記事Slicehost を知りました。
Slicehost は共用サーバですが VPS で、最安プランが月額 $20 のサービスです。
きれいめな Web 管理画面で、OS 再起動・再インストール、コンソール操作、DNS 設定などができます。
あと、プラス $5 で毎日、自動でイメージごとバックアップしてくれたり、任意の時点でバックアップをとったりすることができます。
変な言い方をすると、ローカルじゃない VMware みたいな感じですね。


バックアップ入れても月額 $25、さくらと違って OS インストール直後は最小構成になっている、設定ミスってもすぐに OS 再インストールできる、ドキュメントが充実している、ネームサーバーを提供している、とかで、移行が決まりました。


というわけで、今 milk1000.cc 上のサービスは全て Slicehost で動いています。
サービスに使っていた独自ドメインも、貧乏なのでこの際更新をあきらめ、milk1000.cc 上のサブドメイン形式にしました。(nohoho.jp っていうサービスもありますが、もうすぐこのドメインは切れます)


しかし、良いことばかりかというと勿論そうではなく、海外のサーバなので SSH が若干もっさりしています。
あと、今のところは Rails アプリを 1 個も公開していないこともあり、問題なく動いていますが、複数個 Rails アプリをおいたりすると遅くなるんじゃないかと危惧しております。
(ちなみに mongrel_cluster で 5 サーバ動かして Apache の mod_proxy_balancer で負荷分散させたら使いものになりませんでした。1 サーバなら大丈夫だった気がします...)


まあ、困ったらまた考えるということで、とりあえず、割と安価な Rails アプリ公開環境は整ったというお話でした。。